介護リフォーム(住宅改修工事)
当社では、介護保険法や障害者総合支援法に準拠した住宅改修だけではなく階段昇降機に代表される住宅設備機器の施工及び設置を行っております。
介護する人、される人にとって快適を目指したリフォーム内容を、長年培ってきた施工実績と各メーカーからの協力により適切なご提案いたします。
手すりの取り付け
移動の際の転倒防止や、つかまり立ちができるよう、手すりの設置を行います。主な設置場所は、トイレや浴室、玄関、廊下などです。
段差の解消
つまづきによる転倒防止や、車いすでの移動を容易にできるよう、段差を解消します。敷居を下げたり、床のかさ上げやスロープを設置することで床の段差や、玄関から道路までの段差を解消します。
扉の取り換え
開き戸から引き戸へリフォームしておけば、車いすを使用することになった場合も対応できます。開閉の向きやドアノブをレバーハンドルに変更もできます。
廊下幅などの拡張
廊下は、車いすでの移動や、後に手すりなどを付けることを考慮して、十分な幅を確保したいものです。隣接する部屋の状態によっても難易度が異なるので慎重に判断します。
トイレを洋式に
和式トイレを使用している場合は洋式トイレに変更を。介助や車いすを使用する場合を考えてスペースの拡張や手すりの取り付けも考えておきましょう。
温かい浴室
滑りにくい床面、浴室と脱衣室の間の段差解消、またぎ高さの低い浴槽への交換、手すりの設置など。浴室内外の温度差を無くすため、浴室や脱衣所に暖房設備を設置しましょう。
施工事例
ドア開閉に支障がないスロープで段差解消
沼津市内 T様宅
施設から在宅単身生活に復帰される際にご相談いただきました。スロープやオーダーメイドのすのこを利用するか迷いましたが、通路側の段差解消も考慮しなければなりませんでした。そこで、輸入商品である「ブロックビルド」を利用して、ドアの開閉に支障のないスロープを作成しました。これにより、玄関の車いす移動もストレスなく可能になりました。
※2013年9月施工・障害者総合支援法による住宅改修
ブロックビルド 組立式段差解消材&スロープ
震災時も命を守る介護ベッドシェルター
沼津市内のお客様宅
独居の利用者様から震災時の個別シェルターについて相談をいただき、介護ベッドシェルター「ウッドラック」をご案内し設置させていただきました。このウッドラックは、地震の際に安心してお休みいただける耐震ベッドとして利用できます。ひのきの質感は和室の雰囲気と調和し、安らぎをもたらします。現在ご利用中の介護保険でのレンタルベッドはそのままに全体を囲うシェルターとして機能します。もしもの場合でも、安全な空間を確保し、家屋倒壊から命を守ります。
※2013年施工・自費
健常者向けの耐震ベッド
耐圧試験結果では約65トンの耐荷重量を記録しました。